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コロナウィルスにおける医療従事者と建築業者の社会的地位について
皆さんこんにちわ。
本日はコロナウィルスで最近、医療従事者への感謝の念が巷を賑わせていますが、そこでふと思ったことを話したいと思います。
まず初めに命懸けで自分自身も感染するかもしれない恐怖の中で医業に従事している方に本当に感謝をしたいと思います。
本当にお疲れ様です。有難う御座います。
頭の下がる思いです。
それを踏まえた上で、お話をします。
私は元々建築業を行っていました。
一般的に言うとび職というやつですね。
私はこれまでの経験の中で話をすると、横浜ではだれもが知っている大型プロジェクトなどに従事していて、その現場では不幸にも何人も死亡しています。
私達の現場で死亡事故を起きるという事は、恥ずべき事かもしれませんが、町場の工事と比べて、また野丁場のマンション建設などと比べても、これだけ大きなプロジェクトになるので、安全管理に関しては日本一厳しいと言っても過言ではないぐらい厳しいガチガチな仕様で施工しています。
安全性が全ての上を行っていて、作業性なんてものは二の次です。
こうなると、作業がはかどらなかったりしますが、それでもいいぐらいに徹底した管理を行っています。
おそらくマンション系野丁場や特に町場の工事関係者が見れば、びっくりするぐらいにうるさいんです。
職人側も工事中に安全管理を怠り、3度の警告を受けると、問答無用でその現場から永久追放になります。
私はこのゼネコンのやり方に賛成していますし、安全管理の徹底については当然ゼネコンが先頭に立ち、やってほしいと考えている人間です。
我々の仕事は、下職さんたちが安全に仕事をやれることを前提に足場を組み、建屋の骨組みである鉄骨を組み立てていきます。
そして、上に立つ立場として絶対的に必要なのは、自分の若い衆を生きて家に帰す事です。
お金よりもその事が一番大切なんです。
でも人間とは不思議なもので、毎日毎日当たり前のように家に帰れると、明日も帰れると錯覚してしまいます。
そんな時に事故は起こるんです。
この事を本当の意味で理解している人は、多いように思えないんです。
だから、目先のお金を見すぎるあまり、人命よりも作業性を優先する部分があるように、最近少し手伝いに行って感じました。
我々の若い頃よりもお金が優先順位にきている気がします。
また職人のレベルについても、我々の頃の1年よりも、今の1年の方が伸びるスピードが遅い気がします。
今上に立つ職長が自分の利益ばかりを追って、若い衆を育てないで、いい様に使う事ばかり考えていたら、この結果は当然でしょうね。
話を戻しますが、とび職は、誰がやろうと、毎日毎日が命懸けで、どんなに完全管理を行っていても、死亡するリスクがとても高い職業なのです。
そして、病院も皆さんが住んでいる建物も全ての人達に必ずかかわる仕事なんです。しかも命がけで。
上のビデオは海外のもので、安全管理が良くないですが、高さ的な部分は同じです。
病院で人の命を救う医療従事者への感謝の念はあるけれども、日陰でひっそりと行っている建築業者の人達には感謝の念を持たない人が多い気がします。
私達が若い頃、上の代の人達が酒を飲んで暴れるのが職人なんてのが多く、世間に迷惑かけている人多かったようですが、そんな上の世代を見て、私達はこんな風になってはいけないと思ったものです。
しかし、人となりをみるのではなく、先入観で人を判断する人が多く、嫌な思いもたくさんしましたが、理解は出来ます。
でもなぜ、こんなにも医療従事者と建築業者への思いが異なるのでしょうかね?
医療従事者も、建築業者がいなければ、病院が出来ないので、その辺の道端で診断するしかなくなります。
これで満足な医療を提供できますか?
昔の人達は、結構この事を分かっていて、仕事をしていると茶菓子を持ってきてくれたりします。
こちらも「有難う御座います。いただきます」といってお礼を言い、またその現場を丁寧に頑張ろうとふんどしを締め直します。
お互いがお互いを尊重して、感謝していた時代です。
どんな職業でも同じように皆さんの生活に入り込んでいます。知らないうちに。
医療従事者だけが命を懸けているわけではありません。
とび職を始めとする建築業だって、命を懸けていますよ。
医療従事者よりも安い給与で。
そして、いつでも死に直結する現場で。
医療従事者はコロナウィルスで命を懸けているかもしれませんが、毎日いつでも命を懸けているのが建築業者です。
建築業者に対して、少しでも社会的地位が確立できればいいと思って今回の話をしました。
今の私は建築関係ではありません。
でも、過去にはその土俵で同志達と共に頑張ってきました。
そんな仲間達が不憫でならないと思って今回話をしてしまいました。
最後に、お金ばかりを負いすぎている、今の上に立つ一部の職長クラスの人に伝えたい。
大変なことは解りますけど、原点に立ち返り、人の命を預かっている事を、毎日毎日考えて下さい。
死んでしまったら、家族が悲しむこと、全ての人の家族を背負っている事、胸に刻んで仕事して下さい。
エバっているだけが年上ではありません。
言うだけあって、全ての事に機転を回すのが、年上の人の務めです。
下の人間は、年上の先輩の意見をしっかり聞いて、礼儀正しくし、自分の考えが正しいとばかり考えないで、一度立ち止まって、先輩の意見を考えてもらいたい。
貴方には解らない色々な考えをしているかもしれない。
だから、え?と思っても、自分の意見があっても、一度先輩の意見にしっかり耳を傾けて、日々過ごしてほしい。
一番大切なこととして、医療従事者も建築業者にも同じことを話しますが、自分たちの仕事の意義を考えて従事してください。
医療であれば、患者さんを救いたいから人の役に立ちたいから医業に進むんですよね?
建築業者であれば、自分達が建物を作って人に役に立てるからやるんですよね?
お金の大切だけど、それ以上に大切な意義があるんじゃないですか?
それを考えたら、逃げる選択肢はないですよね?
自衛隊が戦争始まるから逃げるなんて言ったらどうしますか????
何のための自衛隊???ってなりませんか?
最終的には意義や誇りにだけ命を懸ける価値があるんじゃないですかね??
先人が命を懸けてこの国を守った事に、お金が関係していますかね???
金は天国には持って行けないですよね?
お金ばかりを追っているといざという時に、必ず逃げてしまい、サービスの低下もお金と共に変わってきます。
勿論低下は仕方ない部分もありますが、ここだけはいくら何でも外せないってことありますよね?
足場でいえば、単管の骨組みだけでやるなんて、極端に狭い場所以外考えられないですよね?
これから従事する人、辞めたいと考えている人、自分にこの事を問いかけて下さい。
怖いからやめる、嫌だからやめる人は、この事を全く考えないで従事している人なんだと思いますが、一生懸命やっている人からすれば失礼な事なので、安直な気持ちではなく、しっかり考えた上で、従事した方が良いです。
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