「人を裁くな。人の捌きを受けるのが嫌なら。」うつ病を治すには必要な考え方!
日々の生活の中で、どうにもこうにもならない事や理不尽だなぁーって思うことはたくさんあります。
私は、友人から電話を頂いた時やお会いした時に、キャラクターの所為なのか、よく愚痴?のようなものを聞いてくれ!と言われます。
基本的には、私の意見はあまり聞いてもらえず「とりあえず聞いていればいい」的な感じのようです。
そして、色々な方からご連絡を頂き、相談も受けたりしますが、皆さんが話すことで「一つの愚痴」として毒を吐き、新たな気持ちで日々を過ごせるなら問題はないと思っていますし、私の役目としても「良かったのかな?」とも思っています。
しかし、その中で一番懸念しなければいけないのは、「堪えず愚痴を言っている状態」が慢性化することかもしれません。
というのも、人間とは不思議なもので、思っていることを日々、口に出して過ごしていると、自然とそのような人物になっていくよう思えてしまうんです。
私が以前そうだったので、まずは、日常的に話している言葉を、変えることから始めました。
・ネガティブな意見を言わないようにする
・否定的に物事を判断したり、意見を述べたりしたいようにする
このように、今まで習慣づいた事を直すように意識するだけで、メンタルが変化をしていきます。
以前までは、友人達と同じ様にネガティブな事を話していたんですが、前述した事を意識し、正しい価値判断を学ぼうとすると、次第に、ネガティブな言葉に嫌悪感を感じるようになるのです。
その様に、日々の生活を良い方向に変えていこうと意識し、喋る言葉を気をつけて発言していると、発した言葉から、相手が判断した「その人の人柄」というのを良いイメージとして捉えて頂き、それがさらに相手の対応となって、自分に返ってきます。
「負の連鎖」があるように、「正の連鎖」もある事を、最近、実感できるようになりました。
こんなエピソードがあります。
アルバードフォールという人物はアメリカの第29代大統領ハーディングの下で内務長官の要職を占めていた人物でした。
当時、政府所有のティーポットドームとエルクヒルの油田に関与する実権を握っていました。
ところが、フォールは入札をせず、いきなり友人のエドワードドヘニーと契約を結んでこれを貸与し、大儲けさせたそうです。
それに対して、ドヘニーという人物は、貸付金と称して十万ドルをフォールに融通しました。
すると、このアルバードフォール内務長官は、海兵隊を動かして、その油田付近の他の業者を追い出したそうです。
これらの事が公になり、裁判に発展したのですが、ハーディング大統領は、この事が命取りとなり、失墜しました。
のちに、この事が原因として、ハーディング大統領の死期を早めたと、ある講演会で述べられたことがありました。
これをきいたフォール夫人が憤慨して、「騙されたのは夫の方で、夫こそ、この被害者である!!」と述べられたそうです。
この事から感じられるのは、悪い人間ほど自分の事を棚に上げて人の事を言いたがるし、これが人間の天性なんだと言う事です。
ちょうど、天に向かってつばを吐くようなもので、必ずこちらの身に返ってくると思っています。
悪口や貶したり、相手を見下したりせず、相手の立場を尊重し、極力理解するように努めて、日々を過ごす事こそが重要であるのかもしれません。
そうする事で、相手も好意的に接する事ができ、結果として自分の心も豊かになる人生を送れるのではないでしょうか?
人と人との関係を大事にして行くことが、このネット世界においても重要なのかもしれませんね。
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