エンジンのかかりが悪い。 アイドリングが不安定な場合の故障原因について CJ46A スカイウェイブ
皆さんこんにちわ。
本日は今乗っているスカイウェーブが、最近エンジンのセルが弱っている気がして、これを修理したいと思います。
まずバッテリーは満充電なので、バッテリーが原因ではなさそうなので、おそらくセルモーターかな?って思っています。
それと、アイドリング時に不安定になるのですが、イグニッションコイルが原因だと思うので、これも合わせて修理したいと思います。
それではまずはカウルを外すところからスタートするんですが、スクーターは結構大変なんです。
足元のカバーを外すと、ビスがたくさん見えるので、これを外していきます。
アンダーカウルとの連結部分も外して、
ここも外します。
今度はリアのウィングの部分を外します。
カバーを外すとしたから六角レンチで回すボルトが出てくるので、ここを外し、
リアのウィングの下のカバーを外すと、下からウィング本体を外すボルトがたくさん出てきます。
シートカウルのリアの部分は、引っ張ればとれるんですけど、慎重に。
リアウィングの中にあるボルトを外すと、リアの取っ手が外れます。
サイドのカバーも、工具でこじっていくと外れます。
今度は前側のシート下のカウルを外し、
今度はサイドカウルを止めているところ外し、
ボルト関係を外すと、
サイドカウルが外れます。
このままだとリアカウルが付いたままなので、
シートを後方に少しずらすと、テールライトが止まっているビスが6本ぐらいあるので、これを外し、
ここも外します。
それが出来たら、リアのテール回りも外れるんですけど、今度は、メットイン部分を取り外していきます。
まずは、ナンバー灯が邪魔になるので、ボルトを外し、
そして、スターターモーターの取付位置が、このメットイン部分とフィルターが干渉しているので、これをを外していきます。
そしたら、今度はこれらを外し、
コネクター類は全部外し、
フィルターカバーのブラケット類を外し、
フィルターカバーのボルトも外します。
カバーが外れたら、フィルターを取り外し、
ここも外して、
フィルターカバーは、この突起物みたいな部分がはまっているので、この部分を引っこ抜くようにして外します。
フィルターが取れると、スタータモーターが見えるので、このボルトを外し、アースも外します。
それが出来たら、ハンマーで軽くコンコン叩いて引き出します。
今度は、スターターモータのボルトを外します。
外れるとこんな感じですね。
で、今度はセルを回す時に競っている部分だけを交換したいんですが、アッシでしか交換できないので、コミュテータエンド 31175-14F00 を交換します。
これにセル本体を入れる時に、普通にやっても入らないので、爪楊枝を使って、スプリングでシムが戻らないようにしてから取り付けます。
尚、パッキン類も交換するのであれば、
・Oリング 31264-32C10 ×2ケ
・Oリング 31156-08F00 ×2ケ
・Oリング 09280-24003 ×1ケ
が必要になります。
あと、ばらしたときに、グリスのようなものが結構出てきたんですけど、セルモーターにグリスなんて必要あるのかな?
私は寧ろ、接点になる部分を全部ふき取って、ペーパーを軽くかけておきました。
今度はアイドリング不安定の原因のイグニッションコイルなんですけど、症状的には、ハンチングのようなものを繰り返します。
そして、これがすごい変なところに取り付けて合って、六角レンチを使ってボルト二本取り外します。
ちなみに、型式 33410-05H00 となります。
これは外す時、相当苦労するので覚悟してください。 ラジェットと首振りなどないと結構厳しいかもしれないですね。
外れたら、今度は取り付けるんですけど、写真でもわかるようにコードの先端がぶつ切りなんです。
スパークプラグのキャップ部分の内部がねじのようになっていて、既存のコードをまずはグルグル回して取り外します。
その後、逆の手順で、グルグル回してキャップと取り付けてから、設置します。
最後にコードをはめて取付て完成ですが、はめる前にコードの+−部分が、意外と雨水を拾ってしまう部分でもあるので、【パーマテックス】PTX 22058 チューンアップグリース 85gチューブを塗って完成です。
まず、アイドリングの不調はイグニッションコイルの交換で、セルモーターの周りが悪いのは、コミュテータエンドの交換で完全に治りました。
とにかくカウルばらすのが大変ですけど、カウルばらす工程は、写真の通りなので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
バイク屋に出すと高くなる理由がわかると思います。