インジェクション車なのに、冬になるとかぶって最高速・パワーが出ない!失速の原因は? O2センサー編
本日は以前より悩んでいた冬になると最高速の失速とパワー不足についてです。
今年の冬でとうとう坂道で40kmぐらいしか出なくなったので、困っていました。
結論から話すと、O2センサーになるんですが、長年使っていたので、カーボンが付着して、センサーとしての役目をあまり果たせていなかったようです。
O2センサーで排気ガスを測定してインジェクションで噴射するガソリンの量を決めているみたいですが、カーボンまみれになると上手く計測できず、結果として今までの空気量にも拘らず、ガソリン量を通常より多く噴射してかぶり気味だったみたいです。
キャブ車が冬と夏でセッティングは多少変わるのは知っていましたが、インジェクション車はセンサーでその時々の状況を加味してECUが決定しているので、なんでかぶるんだろう??と不思議に思っていました。
これを清掃するだけでもかなり劇的に変化するので、同じ様に困っている人は掃除をお勧めします。
まずは、レンチを使ってO2センサーを外します。
結構真っ黒ですね。
その後に、カーボンの不着を取り除くためにヤマハ ヤマルーブ スーパーキャブレタークリーナー(泡タイプ) 500ml [HTRC2.1] 90793-40073を使用します。
普通のクリーナーだとカーボンを除去できないので、これを使用します。
後は熱によるボルト固着がしないように、LOCTITE(ロックタイト) 焼き付き防止潤滑剤 耐熱タイプ 51001J [HTRC9]を塗布して、再度取り付けて完成なんですが、取り付けるだけなんですが、おそらくパワー自体も体感できるほど変わっていると思います。
私はこれで、坂道で40kmしか出なかったのが80km出る様になりました。