エンジン異音(クランクシャフトのベアリング)の為、エンジン載せ替え作業!!AF27 スーパーディオ
本日は、以前よりクランクシャフト付近からガラガラする異音が続いていたので、エンジン腰下OHをしようと考えていたのですが、腰下OHするよりもエンジン載せ替えた方が安く済むんですよね・・・
ただし、自分でできればの話ですが、載せ替え作業出来るなら、中古エンジンは2万以下で購入できます。
という事で、今回は自分で載せ替えます。
あのガラガラ異音からして、おそらくクランクシャフト部分のベアリングがいかれていると思うので、作業が大変ですし・・・
ではスタートです。
まずは、カウルを外して、プラグコードを外します。
キャブレターは2か所のボルトで止まっているので、これも外します。
ホース類が止まっているブラケットも外していきます。
フューエルポンプも外し、
フューエルポンプのホースも外しますが、これは購入したエンジンにもフューエルポンプが付いているから、それを流用するので外します。
無い人は、ホースはそのままで、結構です。
オイルポンプのワイヤーを外します。
オイルポンプからキャブレターに繋がっているホースも外します。
ちなみに、オイルが貯蔵されているケースから伸びている側のホースも外しますが、外すとドバドバ出てくるので、ホースにボルトでも突っ込んで栓をしてください。
タイヤを外し、
空気を抜いておきます。
抜かないと、ホイールが外せないんですね。
タイヤが外れたら、リアブレーキワイヤーも外します。
リアサスペンションも外します。
エンジンハンガー部分のシャフトを外します。
固くて外れない場合、反対側からプラスチックハンマーで叩いて外してください。
最後にコネクターを外せば、エンジンが下せます。
これが今回購入した、中古エンジン。
距離もそんなに走っていないので、これを載せ替えることに。
組み付けは逆の手順で行っていきますが、最後に注意点があります。
オイルポンプのエアー抜きを行わないといけないので、まずは、現在入っているガソリンに対して20:1の割合で、2stオイルと入れて、混合ガソリンを作ります。
これで、エアー抜きを行っている最中にエンジンをかけても焼き付かないで済みます。
オイルポンプのワイヤーを取り付ける時に、アクセル全閉の状態から、少しだけオイルがキャブレターに流れる程度の状態にワイヤーを張り、ナットを固定します。
本当は、アクセル全開時に互いの合いマークがぴったりと合うようにします。
合いマークは、ホースの差込口ぐらいのところとオイルポンプワイヤ−側に三角の部分がありますでの、これを合わせます。
私の場合、パワフィルをつけているので、今回少し濃い目に調整しています。
キャブレターに繋がっているオイルホースを外して、一度ホース内に2stオイルを満たします。
この時、完全にホースを外した状態で、注射器などで入れるといいですね。
また、オイルポンプにも可能な限りオイルを注入してください。
オイルポンプから伸びているホースを再度取り付けて、エンジンをかけて、オイルポンプを作動させます。
この時、キャブレター側は繋がないで下さい。
エンジン掛かっている状態で、アクセルをあけてオイルポンプを作動させてもいいんですけど、近所迷惑になるので、アイドリング状態で強制的に手でオイルポンプのワイヤーをひっぱり作動させます。
この状態で、オイルが継続的に排出されるまで続けます。
おそらく30分ぐらい時間かけてもいいんじゃないかな?
ホースの先端からポタポタっとオイルが垂れ続ければ、エアー抜き完了です。
オイルポンプの力が弱いので、結構時間かけてやったほうが良いです。
少量のエアーが噛み込んでいる状態であれば、オイルが排出される過程でエアーが少量排出されますが、エアーだらけの状態だとオイルが全然排出されません。
なので、真空状態のようなホース内にオイルが満たされている状況をつくりださないと、なかなかオイルが上がってきません。
これが、最初にホース内にオイルを満たすといった所以ですね。
エアー抜きは、しつこいぐらいにやった方が良いと思います。
もし、オイルが供給されなくなったら、エンジンは焼き付きますからね。
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