エンジンかかるけど、進まない・クラッチが滑っている。原因は、クラッチシューかもしれない・・・ 自分で交換してみる DIY編!AF35 ライブディオ スクーター
今回は、エンジンが掛かっているのに一向に前に進まないので、なぜだろう?と思っていました。
アクセル開けても前に進まない・・・というより、クラッチが、まるでつながっていない感じがする・・・
という事で、今回はクラッチシューの交換作業になります。
しかし、私のスクーターはAF35ライブディオの後期でして、このモデルは他のディオとクラッチシューそのものが違うんですね。
ボルトで止めるのではなく、スナップリングみたいなもので止まっています。
クラッチシューだけでも他のモデルより高額です。
確か、5000円ぐらいかな・・・
では早速スタートです。
まずはクランクケースを外したら、ナンカイ(NANKAI) プーリーホルダー φ60-φ120 (プーリー交換用工具) NT-0001を使って、クラッチアウターを固定して、中心のボルトを外します。
ボルトが外れたら、今度は、ベルトを取り外すんですが、普通には外れないので、ハンドパワーでクラッチAssyを握ると、ベルトが少し緩まります。
この状態で、クラッチAssyを外します。
外れたら、クリップで止まっているので、これをマイナスドライバーでこじって外します。
ただ、外した瞬間スプリングの影響でクラッチシューが飛び出してきますので、しっかりと握っておいてください。
外れるとこんな感じで飛び出してきます。
ばらすと、こんな感じのパーツで構成されています。
Eクリップを高儀 GISUKE 穴・軸兼用 スナップリングプライヤー 4pcsを使って、外します。
クラッチシューが外れるとこんな感じです。
で、これが新しいAF35 ライブディオ後期のクラッチシューです。
今度は逆の手順で組み立てていくんですが、スプリングの反発を抑えながらリングを入れるのが大変なので、卓上万力を使って、限界まで圧縮します。
この状態クリップを入れて、完成です。
あとは、逆の手順で組み立てればOK!
追記
後日クラッチ損傷したので、これを機会にAF35後期クラッチシュー2枚 → AF35後期クラッチシュー3枚のものに変更しようと思います。
Af35後期 ライブディオは、通常2枚クラッチになっているんですが、これが消耗した時に新品購入すると結構高いですし、そもそも探すのに苦労します。
3枚のクラッチシューであれば1500円ぐらいで購入できるし、探すのも簡単です。
どうにかして3枚クラッチシューに変更できないかと思っていたら、ありました。
これで11500円ぐらいですね。
普通に3枚のクラッチシューに変更することはできないので、クラッチASSYごと交換になりますが・・・
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