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エンジンがかからない。 エンジンかからない原因は?焼き付きの為、自分でシリンダー交換!!AF35 ライブディオ スクーター  

今回は AF35 ライブディオ スクーター のエンジンが掛からないので、リアブレーキシューに引き続きシリンダー交換をしようと思います。

 

 

何故焼き付きなのかな??と思ったかといえば、まず初めに走行中に、

 

突然の失速 → その後エンジン掛かるもパワー不足 → とりあえず走ってみる → 全開走行時やっぱり失速 → エンジン掛からない

 

こんな感じ状況でした。

 

 

 

そして、その後キックスタートする時に、キックがとても軽く圧縮していないように感じたことから、何らかの理由でピストンリングが欠損し、抱き着きを起こし、圧縮漏れを起こし、エンジンが掛からないのではないか?と原因を推測しました。

 

 

 

ちなみに、その他の原因として挙げられるのは、

 

・プラグの劣化

 

・プラグコードの断線

 

・CDIの故障

 

・キャブレターのつまり

 

 

でしょうか?

 

上から順番に検査してみるのもいいでしょうね。

 

プラグコードの劣化なら、プラグをシリンダーから取り外してみて、コードを繋げた状態でセルを回せば、火花が飛んでいない事がかくにんできると思います。

 

 

 

では、スタートです。

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

まず、サイド、アンダー、メットイン部分のカウルを外します。

 

メットインは内部にボルトがあり、これを外していきます。

 

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

外すと、エンジン回りが見えてきますが、ファンネルカバーがエンジンの周りまでついているので、これを外していきます。

 

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

さらに、ファンネルの裏側に、配線が止まっているので、これを外します。

 

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

プラグコードも外します。

 

 

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

そしたら、プラグとプラグ付近のボルトを外します。

 

今度は、その下、ちょうど2分割になっているファンネルカバー部分のプラスねじで止まっている所があるので、ここも外していきますが、普通には外せないので、ガソリンタンクが4か所のボルトで止まっている所を外したら、ガソリンタンクを少しずらして、プラスドライバーが入るようにします。

 

 

 

そうすると、かなり苦戦はしますが、ファンネルカバーが外れると思います。

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

今度はシリンダーヘッドの4本のボルトを外して、取り外します。

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

外れるとこんな感じでシリンダーが顔を見せます。

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

ここも大変なんですが、シリンダーブロックが固着しているとなかなか取れないです。

 

ゴムハンマーの入る場所もないので、ドライバーをフィンの部分にあてがい、上から軽く叩きます。

 

あまり強く叩くとコンロッドが曲がってしまったりするので、2st用のオイルを少量シリンダー内部にたらし、シリンダーブロックを軽く叩きます。

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

外れてきました。

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

外れましたら、さっそくクランク内に、ゴミが入らないようにウエスで養生します。

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

サークリップ、ピストンピンを外すと、シリンダーが外れます。

 

シリンダーリングの固着、傷がすごいですね・・・

 

一部シリンダーに穴が開いていました・・・

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

サークリップや詳しい話については、別のページのAF27スーパーディオのボアアップでも述べているので、そちらを確認してください。

 

シリンダーリングは小さなボッチがあるので、それにシリンダーリングの切りかけを合わせるようして、組み立ててください。

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

今度は、CASTROL(カストロール) エンジンオイル POWER1 RACING 2T FD 全合成油 二輪車2サイクルエンジン用 0.5L [HTRC3]を使って、各パーツにオイルを塗っていきます。

 

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

シリンダーリングにたっぷりとオイルを塗って、

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

ピストンピンにもしっかりとオイルを塗ります。

 

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

先に片側のみサークリップを取り付けて、それが出来たら、コンロッドとピストンピンを連結して、最後にもう片側のサークリップを取り付けます。

 

取り付け方は、別ページを確認してください。

 

また、写真はありませんが、シリンダーブロックの内部にもオイルを塗っていきます。

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

シリンダーヘッドのカーボンは、ヤマハ ヤマルーブ スーパーキャブレタークリーナー(泡タイプ) 500ml [HTRC2.1] 90793-40073を使用して、洗浄を行います。

 

 

 

AF35 ライブディオ シリンダー交換 エンジンかからない。

 

再度シリンダーヘッドを取り付けていきますが、ここでは細かいことは省略します。

 

しつこいようですが別ページで重要なことを話しているので、そちらを確認してください。

 

そこで述べていることを踏まえて組み込まないと焼き付く恐れもあるので。

 

 

 

 

とはいっても、純正と同じ50cc用のシリンダーを使用しているので、オイルの吐出量とかは変更しなくても大丈夫です。

 

あとはすべてを逆の手順で組み込んで完成。

 

 

 

 

最後に、今まで使っていたマフラーが、シリンダーブロックに当然付いていたと思いますが、新しいシリンダーブロックに交換するとスタッドボルトが付いていません。

 

となると、今までのものを使用する事になると思いますが、このスタットボルトは、ダブルナットで締め付けてからボルトごと緩めると、取ることが出来ます。

 

それを取ったら、そのまま流用してください。

 

 

 

 

シリンダーの圧縮が戻ったので、キックに張りがあります。

 

エンジンも掛かったし、これでOK!

 

 

 

お客様から私への成績表です。
ポチっと押してくれた数が多ければ、それを指針にして活動を行なっていきます。