バイクのカウルが破損!!ABS樹脂の補修方法!!
がっつり割れているので、これを直します。
まずはテープで、カウルの面を合わせます。
これがずれていると、ずれて、くっ付いてしまいますからね。
マツデン ホットジェットNT−WJ25S型 WJ25Sを使用して溶接を行います。
代用でヒートガンを使用して溶接しようとすると、母材まで溶けてしまいますので、ヒートガンは使用しないでください。
プラスチックの溶接は、鉄の溶接よりも簡単だと思います。
PE溶接棒 プラスチック溶接棒を溶かして、カウルの破損部分をくっ付けるんですが、熱を当てると溶接棒が柔らかくなります。
で、溶接棒が溶けた状態で、母材に押し付けるような形で、溶接を行います。
裏側を溶接して、表側も溶接します。
表側は塗装面でもあるので、溶接棒がぼっこりしていると、おかしいので、後で削ります。
Bosch Professional(ボッシュ) 100mm ディスクグラインダーとフレキシブル砥石 FRP・PC・アルミ用 #C120を使用して、舐める様に削ります。
その後に、面を均すので、ボデーパテ徳用缶 厚づけ用 400gを使って、均していきます。
あとは、パテを研磨して、再度塗装をして終了。
普通(鉄)の溶接と比べると簡単だけど、強度は、落ちます。
母材が鉄とプラスチックでは、当然違うので。
溶接の強度が弱い場合、溶接を横や縦に何層も盛るように行ってください。
そうすると、かなり強度が保てますよ。
お試しあれ。