SSバイク フロント・リアタイヤ交換 DIY編! GSX-R1000 K4 逆車
本日はSSバイクのフロント・リアタイヤの交換作業の方法についてお話していきたいと思います。
タイヤはメッツラー M5 なんですけど、これがかなり固くて相当苦戦するので、メッツラー系の人は覚悟して下さい。
それでは早速スタートです。
まずは、何はともあれ、工具を揃えます。
・ASTRO PRODUCTS 07-09345 3/8マルチヘキサゴンソケット 07-09345 ※フロントタイヤを外すのに、24mmを使用します。
・22mmのメガネレンチ
・ASH 両口メガネレンチ32mmX36mm OF3236 ※リアタイヤを外すのに36mmを使用します。
12mmのメガネレンチでアクスルピンチボルトを外すんですけど、このボルトが4か所あります。
まずは供回りしないように、写真側のみ2か所を外し、
24mmのヘキサゴンソケットで、フロントアクスルを外します。
フロントアクスルが外れたら、逆側のアクスルピンチボルト×2ケを外し、スペーサーナットを外します。
ちなみに、組み立ての際のアクスルピンチボルトは23Nmで締め付けます。
フロントアクスルは、100Nmで締め付けます。
フロントアクスルとスペーサーナットです。
今度は、ブレーキキャリパーを外すのですが、外し方については、こちらで確認して下さい。
特殊な工具が必要になるので。
キャリパーを外すと、フロントタイヤが外れます。
タイヤが外れたら、タイヤ圧力計 多機能空気圧チェッカー 空気入れ 加圧 減圧 自動車 バイク 点検 整備 パンク防止 リリースボタン付きで減圧して、
タイヤビードブレーカー レッド 15〜21インチ対応 TOOL244 TOOL244を使用してビードを外すんですが、今回だけは本当にこれがあってよかったです。
タイヤ固すぎ・・・
これで、両側のビードを落として、
レバーとキジマ(Kijima) リムプロテクター 日本製造 汎用 3個入り 302-214を使用して、傷つけないように片側のビードをホイールから外します。
この部分にマルニ工業 タイヤビード部用潤滑剤 ビートワックスゴールド スポンジ付 1kgW-110を塗布し、滑る様にしてから、
レバーを使用して外します。
それが出来たら、逆の手順で取り付けるんですけど、このタイヤ、鬼のように固いので、PPバンドで何か所か締め付けて、少しでもビードが広がる様にした上で、取付作業をします。
メーカー指定では、
フロント 250Kpa
リア 290Kpa
の空気圧となっていますが、私の場合、少しだけ減圧して、
フロント 220Kpa
リア 250Kpa
にしました。
今度はタイヤのバランスを見るんですけど、タイヤのバランスについては、以前こちらのページで「バランスのとり方」について説明しているので、確認してみて下さい。
バランスが取れたら、今度はタイヤを取りつけるんですが、取り付ける前に、シャフト部分にモリブデングリスを、
ベアリング部分には、品番 99000−25010 スズキ スーパーグリースAもしくは、シリコングリスを塗布して、取り付けます。
今度はリアタイヤですね。
リアタイヤについては、36mmのメガネレンチを使用します。
取り外したら、同じ方法でタイヤ交換するので、詳細については割愛させて頂きます。
ここで、チェーンの張り具合を調整します。
タイヤを外す時は、一度ここを緩めてからアスクルナットを緩めて下さい。
この場所のアクスルナットを取り付ける際には、フロント同様に100Nmで締め付けます。
新品のタイヤは、とても滑りやすいので、アセトンでタイヤワックスを除去します。
これで安心して乗れます。