重要です！ニキビと便秘の因果関係について

にきび治療には、食が大切であると同時に、排出も、とても大きな重要素となります。

その理由として、便というのは、体内に長期にわたり残っていると、毒素を発生させ、身体に悪影響を及ぼします。

この毒素が排出されず、体内に留まっていれば、血液に毒素が回り、汗腺から排出されるので、当然肌にも悪影響です。

今回は、その排出側である「便秘との因果関係」についてご説明をさせて頂きたいと思います。

食物というのは、摂取する事で体内に入り、その後、栄養素は、腸管を通って体内に吸収されます。

腸内環境が良好なら、必要な栄養素はしっかり吸収されインドールやスカトールなどの不必要な毒素は、排便によって排出されます。

※ ここで簡単に「インドール」と「スカドール」について簡単に説明をさせて頂きます。

インドールとは、おならの臭いの原因の一つとされていて、腸内から放出されたガスを臭くする物質には、アンモニア・インドール・スカドール・硫化水素・アミノ酸等が挙げられます。

インドール自体、低濃度であれば臭くはないのですが、悪玉菌とされる腸内細菌が摂取した食事を分解するので、腐敗臭が出て、それが便臭となります。

これらは、タンパク質を分解した時に発生します。

よくある筋トレをしている男性が、プロテインを飲むと、便臭が臭くなる、おならが臭いと言いますが、プロテインの大半はたんぱく質で形成されているので、当然の結果とも言えます。

スカドールにおいても、上記で述べている通り、臭いの原因の一つとされていて、スカドールの臭いは、糞尿臭と呼ばれる臭いです。

主に有機化合物の一種で、毒性のある白色結晶に分類されます。

ちなみに、この物質は、タンパク質と結合して、細胞を傷つける物質とされています。

ここからは、便秘がもたらす悪影響について、ご説明させて頂きたいと思いますが、便秘なると、腸がうまく機能せず、毒素が排出されにくくなり、腸から血液中へ送り込まれ、皮膚からも排出されることで肌へのダメージを生じます。

便秘は想像以上に身体へ悪影響を与えます。

ちなみに、男性と比べ、女性の方が便秘になりやすくなっていて、これは、女性ホルモンの関係があると考えられています。

女性は毎月、排卵と月経を繰り返していますが、これをコントロールしているのは、主に黄体ホルモンと卵胞ホルモンという２つの女性ホルモンです。

このうちプロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンは、大腸のぜんのう運動を抑制する働きがあります。

そのため、黄体ホルモンの分泌が活発になる「排卵から月経までの期間」は、体内への水分や塩分の吸収率が上がり、便の水分も吸収され硬くなるので、便秘になりやすいのです。

また、男性より女性は、筋力が低いため、胃や内臓が下垂しやすい傾向にあり（下腹部がポッコリしたりするのはこの為ですね）、このことも、大腸のぜんのう運動が弱い原因と言われています。

また、食事が少ないことも、便秘になりやすくなる原因となりますので、注意して下さい。

最後に、便秘だけは、本当に解消できるようにした方がいいです。

肌の事だけではなく、太る要素のひとつでもありますからね。

あまり食べていないのに、すぐに太る人っていますよね？

その理由は、腸内で留まる時間が長ければ長くなるほど、便から栄養素を吸収しますので、同じ食事量でも、太りやすくなってしまうのです。

悪い事は言わない。

これだけは、百害あって一利なしなので、即座に改善したほうがいいです。

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