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車のアイドリング不安定、低回転時の失火を治すには?プラグ交換編 クライスラー300・チャレンジャー・チャージャー 外車

本日も初心者の方でも簡単にメンテナンスが出来るように、写真入りで、話を進めていきたいと思います。

 

 

アイドリング不安定な時に、何をするべきか?については、以前のブログでもお話をさせて頂いています。

 

それでも治らないのであれば、次に疑うのは、「プラグの劣化」になるので、今回は、プラグ交換についてお話していきたいと思います。

 

それでは、早速始めていきたいと思います。

 

 

 

まず始めにバッテリーのマイナス端子を外しておいて下さい。

 

このやり方については、以前のブログでもご紹介していますので、ご確認下さい。

 

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

ボンネットを開けて、まずはフィルター等から取り外していきます。

 

たしか10mm・8mmのスパナで簡単に取れると思います。

 

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

 

そしたら、ホースを外します。

 

これで、取り外す事が可能です。

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

サクションパイプを取り外します。

 

8mmのスパナがなければ、マイナスドライバーでも作業できます。

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

そしたら、エアフロセンサーのコネクターを外します。

 

赤い部分を手前に引っ張り、ロックを外した状態で、引っ張ります。

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

今度は、スロットルボディーがブラケットに取り付けられているので、これも取り外していきます。

 

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

スロットルボディー近くのインテークの裏側に、ホースがいくつか付いていますが、これも取り除いていきます。

 

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

ホースが固くて取り除けない時は、このホースと継ぎ手部分の間に、オイルを数滴たらします。

 

そしたら、プライヤーでホースを軽く挟んで、ぐりぐりとしていくと、簡単に外す事が出来ます。

 

このホースの奥のインテーク中央付近には、EGRバルブのパイプが付いていますが、それは最後に外していきます。

 

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

インテーク中央付近の右側には、MAPセンサーがあるので、これも取ります。

 

このMAPセンサーは、インマニサージタンク内の吸気エアーの圧力を測定して、エアー量をECUに伝える物なんですが、エアフロセンサー基本的な流量を測定するのに対して、MAPセンサーは、低回転時補助的な役割で使用されるものの様です。

 

これが壊れていると、低回転時域で上手く測定出来ないので、結果的に低回転時の失火に繋がることもあるそうです。

 

低回転時にストールするようでしたら、この辺を疑ってみるのがいいかもしれませんね。

 

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

MTVのコネクター等も取り外していきます。

 

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

向かって左側、側面にブラケットが取り付けられているので、これも取り外します。

 

 

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

そしたら、本体のボルトを外していきます。

 

このときインパクトがあると便利ですよ。 ちなみに、組み付けるときの締め付けトルクは、28Nmです。

 

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

マニホールドの部分には、作業中にゴミがはいらないように、ウエスなどで蓋をしておきます。

 

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

そしたら、イグニッションコイルを外していきます。

 

この下にプラグがありますので、まずはスパナで取り外す前に、カプラを取り除いていき、

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

その後イグニッションを外します。

 

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

それができたら、今度は、プラグレンチを使って、プラグを外していきます。

 

ここで使用する道具は、下記になります。

 

キタコ(KITACO)マグネット・プラグソケット [ 品番 ] 674-0401160

 

コーケン 3/8(9.5mm)SQ. エクステンションバー 全長150mm 3760-150

 

SK11 コンパクトラチェットハンドル 差込角 9.5mm 3/8インチ SRH3CH

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

次に用意するのは、クライスラー純正プラグ MOPAR 型式 SZFR5LP13Gです。

 

NGKであれば、ZFR5LP13G が標準になると思いますが、ABA-LX36用のプラグセットは、下記になります。

 

★NGKプレミアムRXプラグ★ クライスラー Chrysler 300 ABA-LX36用 1台分(6本)セット

 

 

 

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

取り外してみると、新品と比べてこれだけの違いがあります。

 

 

 

アイドリング不安定 プラグ交換 方法

 

アイドリング不調の原因は、これかな?

 

白い部分がかけてしまって、電気がリークしてしまっているのかな??

 

 

 

 

ちなみに、プラグを取り外したら、新しい物に交換するのですが、この時、注意点があります。

 

プラグにも適正トルクがあり、締め過ぎても、ゆる過ぎても、不具合を起こします。

 

心配な方は、トルクレンチを使用して締めて下さい。

 

 

また、プラグを締める時に、斜めにいれてしまい、ブロックのねじ山を壊してしまう恐れもありますので、慣れない方は、エンジンオイルなどを数滴、プラグの山に垂らして、その上でゆっくりと締め付けてください。

 

ただし、エンジンオイルを垂らすことで、そのオイルが焼けて、取り外すときに固くなってしまう弊害も生じますが、ねじ山壊すよりは良いかと思います。

 

bestではないけど、betterを選ぶ。みたいな・・・

 

ちなみに、素材が鉄なら、何とか出来ますが、ステンレスになると焼きつきを起こしてしまって、取り出しができなくなってしまいます。

 

 

 

万が一、エンジンブロックのねじ山を壊してしまったら、最悪エンジンブロック取り替えになりかねません。

 

まあ、そこまでしなくても、タップ切り直せば平気そうですけどね・・・・

 

 

 

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