パーキングブレーキ交換!DIY編! クライスラー300・チャレンジャー・チャージャー 外車
本日は、パーキングブレーキが効かなくなってしまったので、修理をしていきたいと思います。
以前、パーキング引きっぱなしで走ってしまったんですよね。
交換しなくても、少し調整すれば治りそうですけど、交換します。
まあ、単純に整備したいだけなんですけどね・・・w
それではスタートです。
タイヤを外したところからお話をします。
外し方については他のページに記述していますので確認して下さい。
まず始めに、ホイールナット部分のボルトにナットを取り付けて、ねじ山が傷付かないようにして、メガネを引っかけて、ハブナットを取り外します。
メガネは地面に着くぐらいにして、ハブナットを取る時、ハブが回転しないようにしています。
ちなみに、ハブナット取り付けの際は250Nmで締め付けて下さい。
ハブナットを取り外すのに、TRUSCO ディープソケット 12角タイプ 差込角12.7 対辺32mm T432WLでないと外れません。
ハブナットを外したら、今度はディスクブレーキを外すんですが、ディスクブレーキにはワッシャーが取り付けられているので、これを2枚外します。
それが出来たら、今度はベッセル(VESSEL) プラスチックハンマー 70 1LB No.70-1LBなどで、コンコンと対角線上にゆっくり叩いて外します。
ブレーキディスクの中にパーキングブレーキのシューが、付くか付かない程度に取り付けられていますので、なかなか取れませんけど根気よく叩きます。
次に、ハブを取り外しますが、裏で4か所E14トルクスで止まっています。
これを外していくんですが、これが本当に大変なんです・・・
SK11(エスケー11) ヘックスローブソケットセット SHS308E 差込角:9.5mm 8点 1セット
ちなみにこれがトルクスのソケットなんですが、中が星形みたいな感じになっています。
外車なんかではよく使われているので、外車整備する人は持っておくといいです。
ボルトを外したら、ハブが取り外せます。
ハブを取り付ける時、シャフト部分にモリブデングリスを付けたくなりますが、ここは付けません。
プライヤーでスプリングを取り外します。
こっちも外し、
シューをロックしているこのパーツも外します。
押せば外れます。
このピンも外します。
外したパーツですね。
こう見るとシューはまだ使えるから、調整すれば平気そうですけど、せっかくなんで新しいものにします。
ピンとロックするやつでシューを固定し、
で、このパーツを取り付け、
太目のバネを取り付けて、
今度はこれを取り付けるんですけど、元々あったものと同じぐらいの高さに調整しておきます。
それが出来たら、シューの金具と接する面等にグリスを塗布します。
で、ピンみたいなやつ取り付けたら、今度は細めのバネを取り付けて、
ハブを取り付けます。
この時スプリングがあってはハブが奥まで入らなかったりするので、マイナスドライバーなどでこじって入れて下さい。
ハブの周りにAZ(エーゼット) 二硫化モリブデングリース400g (モリブデングリス・カートリッジグリス) DR790を塗布して、ブレーキディスクを取り付けます。
恐らくディスクブレーキを入れる時、なかなか入らないと思いますが、先程ピンみたいなやつを同じ長さに設定して入れたと思いますけど、あれを少し緩めてはめ込んで下さい。
あまり緩めると、スプリングが取れてしまうので、ほんの少しだけです。
後、今回の整備で必要なものは、エクステンションバーセット(首振りエクステンションバー) オフセット式 3/8(9.5sq)などです。
これがなければ絶対にできませんので、購入して下さい。
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