車のフロント・リアブレーキパッドの交換!DIY編! クライスラー300・チャレンジャー・チャージャー 外車
本日はクライスラーのブレーキパッドの交換作業方法についてお話をしていきたいと思います。
では早速スタートです。

まずは、ホイールを外すところから始まります。
ちなみに取り付けの際には、150Nmにて締め付けます。
一般の車は200Nmと聞いていたんですが、サービスマニュアルにはこのように書いているので、今回は150Nmで締め付けます。
ナット締める時に潤滑剤を使用したところですが、使用しないで下さいね。
オーバートルクになり、ハブボルトが壊れちゃうかもしれないので。

とりあえず、リヤ側からスタートしますが、ホイール外してキャリパーを上から見るとこのようになっています。
で、このキャリパーのガイドピン部分のボルトを2箇所13mmソケットで外します。
ちなみに、この部分の締め付けトルクは、ちょっと軽めだった気が・・・
ガイドピン部分のボルト外す時には、レンチなどでブッシュが付いているガイドピン側が回らないように注意しながら、ボルト側を緩めて下さい。

そうすると、取り外すことが出来ます。

あまり良くないんですけど、パッドとローター部分にマイナスドライバーを突っ込んでこじると、少し隙間が生まれるので、これでパッド側が外れます。

で、今度はキャリパーが固定されているボルトが2ヶあるので、15mmソケットでこれを取ります。
ちなみに、取り付け時は60Nmの締め付けます。

取り外したキャリパーをそのままにすると、油圧ホースに負荷がかかって破損の恐れがあるので、針金などを利用して、ぶら下げておきます。

取り出すと、こんな感じですね。

パッドを取り外すと、こんなステーみたいのがあるので、これを取り外します。

ステーがキャリパーと当たる部分にブレーキシムグリスを塗布します。

次に、今度はステーをはめ込み、ステーとパッドが当たる部分にブレーキシムグリスを塗ります。

そしたら、パッドを入れます。

パッドを両サイドから入れたら、今度はキャリパーのピストンが当たる部分にもブレーキシムグリスを塗ります。
種類は違いますが、キタコ(KITACO) ブレーキディスクパッドグリス 5G KCON 0900-969-00190も、同じような商品です。

今度は、キャリパーをはめるんですが、このままだとはめられないので、少しだけピストンをシャコマンを使って押し戻ます。
あまり戻し過ぎると、シリンダーのゴムのカバーが損傷したりするので、必要最小限にして下さい。
それが出来たら、逆の手順で取り付けて完成。

年式やグレードによってパッドも異なるんですが、私の場合はこの寸法の物を使用しています。

今度はフロント側になりますが、基本的な部分は一緒なので、かなり省きます。
フロント側のキャリパーを外す時は、ABSのブラケットのようなものが邪魔になってボルトが取れないので、このブラケットを10mmソケットで少し緩めて動かします。
それからはリヤを同じように行っていきます。

フロントのパッドについては、私はこの寸法の物を使用しています。
最後にエンジン掛ける前に必ずフットペダルと何度か踏み込んでおいてくださいね。
そうしないとブレーキ効かないので、事故になりますよ・・・w
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