ミッション故障・滑りの原因について クライスラー300・ダッジ チャレンジャー・チャージャー
本日は、クライスラーのミッション故障(滑り)の原因となる問題についてお話をしていきたいと思います。
といっても、全ての故障の原因ではないのですが、このような例もありますよ。ということです。
まずクライスラーやダッジなどのエンジンに共通する部分があり、ベンツも同様だった気がします。
最近のアメ車はミッションがベンツの物を流用していると思いますが、この構造そのものに一部問題があります。
エアコンをつけると、水滴がミッションケースを伝って下に落ちていくのですが、ミッションオイルラインからケースの接合部分に、くぼみのようなものがあり、その部分のシールが劣化すると、水滴がミッションケース内に入り、錆やオイルそのものを希釈してしまう事でミッションが滑ったりするトラブルがあります。
ちょうど写真の指の場所なんですが、車両の下部に潜り込み、何とか見えるぐらいの場所です。
今回はこの場所にタカダ化学 コーキング剤 シリコーンシーラント・白・非流動型 スワンボンド102を塗布して、シーリングを行います。
シーリングすることで、これらの問題が解決されます。
ミッションが壊れるぐらいなら、シーリングで塞ごうと思います。
これでエアコンの水滴問題などからは解決されました。