車のLLC(クーラント液)交換作業 DIY クライスラー300・チャレンジャー・チャージャー 外車
本日は、以前より何故かクーラント液がMINのラインを下回っていたので、補充ついでに交換作業を行っていきたいと思います。
ちなみに、補充する際、以前と同じLLCであれば大丈夫ですが、種類の異なるLLCを入れるのは良くないので、補充の際は必ず以前と同じものを入れて下さい。
また、作業前に必ずエンジンを冷やしてから行って下さい。
先程まで走っていた状態でラジエターキャップを外すと、やけどしますので・・・
ではスタートです。
ジャッキアップしたら、車の下に潜って、ラジエターの底部についているラジエタードレンプラグを左回りに180℃ぐらい回してください。
この時、固かったりしたら、プライヤーで回してください。
尚、結構量が出るので、大きな容器で受ける様にして下さい。
勢いよくラジエター液が出てこないので、クーラント液リザーバータンクの蓋を緩めます。
緩める時は、左回りに90℃回したら、今度は押し込みながら、さらに90℃回すと外れます。
勢いよく出てきました。
サービスマニュアルをみると、「Moparの指定クーラント液をお勧めする」と記述してあるので、お勧め通りのMOPAR(モパー) ロングライフクーラント LLC 1ガロン(約3.785g)×2個使用します。
他のメーカーのLLCを入れる場合、LLCの種類によっては、欧州車やホンダ車等には使用できないものをあるので、使用する前に、必ず確認して下さい。
リザーバータンクにLLCを入れていくと、「ボコボコ」と空気の音が聞こえてきます。
満タンまで入れていくと、少しずつ減っていきます。
様子見ながらMAXラインまで入れてください。
クーラント液の補充が出来たら、今度はエンジンをかけて、配管内に溜まっているエアーを抜きます。
マニホールド付近に中空ボルトがあるので、ホースを取り付けて、少し右回しに回して緩めます。
ここで使用する工具はE-Value 両口スパナセット インチサイズ 6本組 ESW-06ISです。
普通の工具では緩められません。 使用するのは、たしか3/8だったかな?
そして、ボルトを緩めると、エアーの一緒にLLCが出てきますが、エアーが出ないで、LLCだけが出てくる状態になったら、プラグを締めます。
そのころには、リザーバータンク内のLLCが減少しているので、補充して下さい。
MAXぐらいまで入れて、エアー抜きが完了すると、安定してきます。
安定し始めたら、エンジンが熱くなる前にリザーバータンクの蓋をします。
今度は、室内の暖房を付けます。
暖房はクーラント液の熱源を利用しているので、ここで何か問題があれば、エンジンが温まっているのに、暖房が出ません。
温かくならない場合、アクセルを少しだけ吹かしてみて下さい。
これで暖房が使えると思います。
エンジンが冷えた時に、クーラント液がタンクで示されているMINとMAXの間になるようにして下さい。
また、ちゃんとやりたいのであれば、既存のクーラント液を全て排出したら水を入れて、エンジン内に溜まっているLLCを全て排出してから、新しいLLCに交換します。
私はめんどくさいので、止めておきますが・・・