Dトラッカー KLX250の高速巡行を無理なく行う為にスプロケ交換 DIY編! モタード オフロード車
購入してから、何度かDトラッカーを乗るようになって、問題点がさらに出てきました。
といっても、私の場合、元々学生時代乗っていたレプリカの挙動に近づけるような作業になっているので、ある意味オフ車の良さを消している作業でもあることをご理解ください。
オフ車は、100km/h以下での走行をメインとして作られている気がするので、どうしてもこのようなセッティングになってしまうのは、理解しているつもりですが、せっかくETCも取り付けて、高速巡行するつもりでこのバイクを購入したんですけど、100km/hで走ると、エンジンがかなり唸ってしまうんですよね。
これがとても気になっていました。
こんな調子で回していたら、壊れちゃうじゃないかと・・・
別にレースやるわけでもないですし、速くするつもりはないですけど、エンジン唸りながら長時間走っているのは、エンジンにも良くないですし、燃費も悪くなります。
ということで、フロントスプロケットの交換を考えました。
100km/h巡行で、あまり無理せず走れるようにですね。
まず初めにDトラッカーの純正は、フロント14Tなんですが、これ以上に加速をよくさせたければ13T、高速を無理なく走らせるには15Tが良いです。
15T以上は、そもそも入らないので、最大の15Tで交換します。
まずは、リアタイヤをずらす為に、22mmのメガネと、27mmのインパクトを使用して緩めます。
片側はインパクトで緩めると、比較的外しやすいです。
緩めたら、チェーンを張るこのレバーを、目一杯緩めます。
今度はチェーンを外すためにフロントスプロケのカバーを8mmのインパクトで緩めます。
ここは2か所で止まっています。
今度は27mmのインパクトでナットとワッシャーを外します。
外れたら、今回使用するスプロケ15Tを取り付けます。
スプロケの取り付け場所に余裕が無いので、スプロケ取り付ける前にチェーンも一緒にはめながら、取り付けを行います。
フロントスプロケを取り付けたら、リアのチェーンを一部取り付けて、その後バイクを少しバックさせると、自動的にちゃんとチェーンがはまります。
これで、最後にチェーンの張りを調整して、ボルトを締めれば完成。
14Tだと80km/hぐらいまでは、スムーズに回りますが、それ以上から頭打ちした感じになります。
15Tだと、すべての領域がゆっくりした感じになりますが、高速巡行時のエンジンの唸りが軽減されます。
結果として、レプリカ乗りには、かなり物足りない感じになりましたが、ゆっくり走る人には、すべての領域が、まったりした感じになるので、乗りやすくなります。
ちなみに、峠なんかを攻めている人は、絶対にやらないほうが良い・・・
250ccレプリカの中でも、かなり遅い部類のスピードになると思います。
こんなこと言ってはいけませんが。
ドリフトみたいなことをするのであれば、13Tだと思うんですが、元々1速〜2速が極端に狭いのが、さらに狭くなりますよね。
2速発進になるのかな??わからないけど・・・
くれぐれも、公道ではやらないように。(笑)
こう考えると、モタードっていうかDトラッカーは、峠での60km/h以下の低速域は強いけど、それ以上になると、レプリカには敵わない気がする・・・
ギヤ間があまりに狭すぎる気がするので、あっという間に6速になってしまう。
ちょこっと乗って思ったのは、80km/hあたりから、レプリカのほうが、コーナー早く走れるような気が・・・・
自分の腕がないからなんだろうけど。
まあ、まだ何回かしか乗ってないので、これから安全にゆっくりと走りながら、テクニックも上げていきたいと思います。
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