大型フロントディスク取り付け!ねじが取れなくなった時の取り方! Dトラッカー KLX250 モタード オフロード車
今回は、以前から不安だったDトラッカーのフロントブレーキの効きの弱さを、大型ディスクの取り付けで、変えようというお話です。
Dトラッカーのブレーキについては、レプリカからの乗り換えだったので、当初は不安でしかたありませんでした。
そこから赤パット入れ、メッシュホースを入れ、だいぶ変化はしましたが、やっぱり100kmからのフルブレーキングの制動能力に一抹の不安を覚え、今回着手することとなりました。
大型ディスクでは、φ320のブレーキング社?のものが有名らしいですが、今回はDトラッカーX純正の【セール特価!】K&T キャリパーサポート フロントディスク取り付けサポート キット-4 カラー:ブラックアルマイト D-TRACKER [Dトラッカー]を入れることとしました。
これは、φ300ですが、かなりブレーキのタッチが変わるようなので、期待しています。
それでは早速、取り付けから。
フロントディスクの取り付けねじは、とても硬いので、取り外しの時には、TONE ヘキサゴンソケットセット(ホルダー付) 12pcs HH412を使用しましょう。
普通の車載工具でやると、高確率で舐めます。
ですので、ヘキサゴンソケット + インパクトで 緩めていきます。
ここで使用するのは、6mmですね。
で、舐めてしまった場合の取り外しについて、お話します。
まずは、ボルトの中心にシンワ測定 オートポンチ 転がり防止グリップ付き L 77318で、傷をつけます。
何回か、カチカチっとやると傷が付きます。
そしたら、その傷が付いたところにANEX ANH2-168 なめたネジはずしビット(M6-8対応) CAACIA_RBRPLのドリルをあてがい、穴をあけます。
この時、ドリルの刃先に少しだけグリスを塗って下さい。
また、ドリルはまっすぐにあてがい、穴は真っ直ぐに開けて下さい。
穴が開いたら、今度はビットを反対向きにして、ゆっくり左回りで、ねじ山を効かせていきます。
このまま、ゆっくりと回していくと、ねじが取れます。
今度は、新しいねじのねじ山に少しだけLOCTITE(ロックタイト) ねじゆるみ止め用嫌気性接着剤 243 50ml 44091を塗布します。
そしたら、ねじを締めます。
φ300でもかなり大きくなりますねー。
今度は、フロントキャリパーを取り外します。
これも、6mmのヘキサゴンソケットで取り外せます。
今までキャリパーが付いていたところに、ブラケットを取り付けて、再度キャリパーを付けて、延長。
ちなみに、今までついていたキャリパーのネジが長いので、M8のスプリングワッシャーと平ワッシャーは各2ケづつ用意して、かまして取り付けた方が良いと思います。
そうすることで、少しだけ長さを稼げるし、ねじががっちり付くので。
これで完成。
やっぱり大型になると変わりますねー。
ブレーキの効きも、軽くタッチするだけで、効くようになりました。
これは良いー。
このディスクおススメなんですけど、かなりタッチが変わるので、最初は以前の感覚でタッチすると、雨の日や砂利道では、フロント持っていかれるかもしれませんね。
これ以上大きなディスクになると、おそらく町のりで低速でのブレーキングが、かなり神経使うかもしれません。
レースやる人には、さらに大きなディスクでも良いと思いますが、街乗りしようとしては、うーん・・・ってなるでしょうね。
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