ステムスタビライザーでフロント剛性アップ! 自作のDIY 編! Dトラッカー KLX250
以前より気になっていたフロントのふにゃふにゃ感を消し去りたいと思っていて、ステムスタビライザーの自作と、フロントフォークのフルボトムの解消にとりかかろうと思っています。
走っていると、フルブレーキングした時に、フルボトムしてしまって、もっとブレーキングを鋭くしたかったのに、できないでいる自分がいたんですよね。
これの解消と、コーナーリング中のフロントのぐにゃぐにゃ感も解消したいんですよね。
やっぱり攻めていると、どうしても過去のレーサーレプリカの挙動が一番自分にしっくりくるし、この状態に近づけないと安心して攻められないです・・・
という事で、さっそくスタートです。
まずは、トップブリッジからフロントフォークを外すんですが、外し方の詳細については、別のページで確認できます。
ここで私は横着してしまって・・・
これが後を引くことになるんですが・・・
とりあえずボルトを3本×2か所緩めます。
緩めたら、5ー56で滑りやすくして、上からハンマーで叩きます。
外れたら、トップのボルトを外して、
標準の油面より純正のフォークオイルを左右5mlだけ追加します。
純正の油面量についても、他のページで紹介しています。
フロントフォークのトップのボルトを緩めて、フォークオイルを追加。
それが出来たらフォークのボルトを締めて、再度トップブリッジにつけるんですが、やっぱりタイヤ外して一本ずつ行ったほうが良いですよね。
この後無理やり入れようとして、とても苦労しました・・・
取り付けたら、フォークの出を以前より5mmずつ突き出して、旋回性高めます。
自分自身の体重も重いので、こうしないとケツ下がりになってしまうので、ちょうどいいんですよね。
フォークを突き出すと直進性がなくなりますが、コーナーリングでは、旋回性が向上するので、私のように攻めるオンリーの場合は、こちらの方が良いですね。
ただし、バランスが大事なので、リアを下げた時にはフロントも下げておくといいでしょう。
どちらか片方に寄りすぎてしまうと完全にバランスを崩してしまうので、この辺は注意が必要です。
ちなみに、ステムスタビライザーを入れると剛性がアップして、高速コーナーでの安定性が上がり、さらに切り込み方もよくなると聞いて、自作しました。
攻めていると、ふにゃふにゃ感がフロントフォークの硬さとか関係なしに感じるんですよね。ねじれるというか、なんというか・・・
スタビライザーは購入すると5000円ぐらいになるので、買ってもいいと思いますが、少しでもコストを下げたいのであれば自作するのも一つの手ですね。
今回はホームセンターで売られているアルミにしようと思ったのですが、なんせ肉厚が薄くて、剛性がなさそう・・・
これじゃあ、せっかく付ける意味がないので、工場にあるt3×30×30のステンレスのアングルを使用しました。
製作費は、人工のみで、2時間ぐらいです。
アルミと比べてステンレスは熱で硬くなります。
グリスをたっぷりつけて一気に開けないで、少しづつ開けて摩擦熱を軽減します。
で、今度はこれに穴をあけて、角を面取りします。
こんな感じで取り付けました。
剛性がアップしたので、ローリングしてみると一発で違いが判ります。
ハンドルが変に切り込まないで、ペターって寝る感じですね。
さらにフロントフォークの油面も上げたので、程よい硬さになり、フルボトムしずらくなってブレーキングも遠慮なくかけることが出来るようになりました。
安心感がアップしました。これは良いですねー。
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