中国が言う領土問題について。台湾と香港編
中国が言う領土問題について簡潔に言います。
これから話す私の意見はとても異論ある事だと思いますが、史実だけを話します。
元々台湾も中国も「自分達こそが中国なんだ」と言って共産党と国民党が戦っていました。
つまり、今でこそ「台湾は台湾だ」というのは、本来であれば、台湾も「自分達こそ中国なんだ」と言って戦っていた経緯もあるので、中国が言う「中国の一部である」というのは、あながち間違っていないと思っています。
けれども、今では台湾人は台湾としての自負があるので、私個人の意見としては「台湾は中国ではなく、台湾なんじゃないのかな?」と思っています。
まあ、民族性は似ていても、ところどころ違う(特に道徳について)ので、違う国で良いと思う。
それに、その昔、台湾人に日本人が〇された事件が発生しました。
その当時の日本政府は、今の台湾を中国だと考えていたので、中国政府に猛抗議をしました。
そしたら、中国政府は、台湾の事を外来の地として、野蛮な場所であって、「あそこは中国ではない」と日本政府に通達しました。
それならば、日本政府が勝手に討伐に行ってもいいのか?と中国政府に打診したら、それでいいと言ったのは中国政府。
つまり、その当時の中国政府は、「台湾は中国ではない」と言っていたんですけどね。
香港は、元々イギリス統治から返還された時に、中国と香港の関係(内政統治)は「50年後に香港をどうするか話し合いましょう(つまり完全な併合)」と言って、棚上げしています。
完全な併合する前提(完全な中国化)での決定なので、今になって中国が早めに併合しようとしただけなので、今、香港が中国と併合しなくても、あと何年後かには完全な併合になります。約束通りならね。
でも香港デモでは、中国と完全な併合したくないと言って、デモしています。
あれ、約束は、どうなったの????
中国をはじめとする共産主義に対して、ほとんどの人は先入観で意見を話しますが、そもそも、どのような思想があれど「約束は約束」でしょ?
自分達のその時の気持ちで契約不履行するなら、約束って意味ないじゃん。
どの立場にいるかで、見え方が変わります。
どうしても独立したいなら、約束の内容を変更する代わりに、他の部分で妥協策を出して、譲歩するべきだと私は思う。
それが出来ないなら、最初から併合の約束なんてせずに、徹底抗戦すればいい。